かたぱんログ。

「お金は限られている、でもできるだけ人生を楽しみたい。」

ビジネスシューズにシューキーパーは必須です。そしておすすめシューキーパー紹介。

5月も後半に差しかかかり、日によっては夏のような気温です。
そんな暑い季節でも関係なく、我らビジネスパーソンは革靴のビジネスシューズを履いて日夜駆け回ってます。
当然、革靴は酷使状態です。そんな酷使されかわいそうな革靴を労ってあげるために必須なのがシューキーパー(シューツリーとも言う)なのです。

周囲の意見を聞いても、持っていない・使っていない人が多いような気がするのですが、二度言いますがこれ「必須」です。
必須な理由とおすすめをご紹介します。

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シューキーパーが必須なワケ

 

革靴は型崩れする

人はつま先部分を曲げて歩きます。そのため革靴にはつま先部分にシワが入ります。シワ自体が入ることは防ぎようがないのですが、シワが大きくなってくると、革がひび割れてきたり、靴が反った状態で型崩れしたりします。
このような状態になってしまうと、見た目がとても悪くなります。
シューキーパーは履いている間に発生するシワを、シューキーパーのテンション(圧力)により伸ばしてあげる役割があります。これにより購入時のシルエットをできるだけ長く保つことができます。

 

革靴は蒸れる

ここ数日のような暑い日だけではなく、寒い季節でも、革靴の中は足から出た汗で常に蒸れています。1日にコップ一杯分の汗をかくとも言われています。つまりコップの水を革靴にぶちまけるのと同じ。(ちょっと違う?)
水分があると雑菌が繁殖し、カビの発生や悪臭の発生に繋がります。

シューキーパーにはこの湿気を吸収する役割もあります。(ただしこの機能についてはシューキーパーの材質によります。この点は次の章で触れます。)
放置するだけでは完全に除去できない水分をシューキーパーに吸収させるのです。

 

シューキーパーの選択ポイント

 

しっかりとテンションがかかること

革靴にシューキーパーを入れても、内部でしっかりとテンションがかかっていないと、履きジワは伸びません。
靴の縦方向と横方向にしっかりとテンションをかけるとよりシワがよく伸びます。そこでおすすめは、シューキーパーの真ん中とつま先部分が分割式になっており、分割部分にバネが入っているタイプです。

言葉では伝わりづらいですが、↓こんなイメージです。

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材質が木であること、レッドシダーならベター

水分を吸収させる効果を期待するならば、吸湿力がある材質でないといけません。すると選択肢はプラスチック等ではなく木製一択となります。木製の中でも表面にニスを塗った高級感がありカッコイイ商品もありますが、あれはおすすめしません。ニスにより吸湿力が損なわれます。

また木製でも様々な木材が使われますが、レッドシダーをお勧めします!
詳しいことはわかりませんが、とにかく消臭効果と防虫効果が高いらしいです!

 

安いものでも性能は十分、サイズと形状が大事

上記の条件を満たしているならば、高額なものブランドものを選択する必要はないと思います。
ブランドロゴが入っていたり、やすりがけが丁寧であったり、バネがスムーズに可動したり、性能には関係ないor大きく関係しない違いであるかと思います。
それよりも重要なのがサイズと形状です。
メーカーによってサイズ感はまちまちです。同じ39サイズでも実寸は大きく異なることがあります。バネの可動部分である程度のサイズの幅は対応できますが、可動範囲は2、3センチ程度ですので、それを超えると対応ができません。
また形状も大きく異なります。甲の高さ、つま先の幅、かかとの幅がそれぞれ異なります。どの形状が良いか一概に言えるわけではなく、自分の革靴の形状に近い形状のシューキーパーがベストです。

 

おすすめシューキーパー

glossychoe(グロッシーシュ) のシューキーパー

2,000円ちょっとで購入できるリーズナブルなレッドシダー製のシューキーパーです。
サンドがけの仕上げや金属パーツの品質も十分に満足できる商品で、高級感があるとは言えないまでも、端正な作りとレッドシダーの良い香りにより、所有欲を十分に満たすことができる満足感が高い商品です。
自分はスコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の24.5cm・シングルEの革靴に、38/39サイズ(24.0-25.5)を使用しておりますが、程よくバネが縮んでおり、適切なテンションがかけられているのが実感できます。


これまではスコッチグレインの革靴に付属しているプラスチック製のものを使用しておりました。あれはあれでスコッチグレインの靴の形状にぴったりな点がGOODですが、この商品はやはりテンションの具合や吸湿性に大きな優位性があります。

 

by カエレバ

そして、あまりに気に入ったため、さらに2個買い足してしまいました。

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ちなみに、同価格帯でもう一つおすすめの商品があります。

「YRMS アロマティック レッドシダー シューキーパー」です。
この商品は関西のシューリペアショップのオリジナル商品のようです。こちらは同じくスコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の24.5cm・シングルEの革靴に、25.0-25.5サイズを使用しております。
造りはglossychoe(グロッシーシュ) と甲乙つけがたいのですが、「つま先部のバネ部分がスムーズに可動しない。」ことと「全長サイズが大きいため、テンションがかかりすぎる心配がある。(靴の縦方向に伸びすぎる心配がある。」ため、次点としました。
Amazonレビューでも同じ意見があったので改善して欲しい点ですが、後者は持っている靴との相性ですから、例えばスコッチグレインの25.0、25.5サイズならばぴったりかと思います。

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by カエレバ

以上、「ビジネスシューズにシューキーパーは必須です。そしておすすめシューキーパー紹介。」でした。
しっかりした対策により、最長で6年使用している革靴も綺麗なスタイルを保ってます。また1日はいた直後も(たぶん)全く臭くないです!