ダッチオーブンでローストチキンに初挑戦しました。「ダッチオーブンは失敗しない説」継続。
こんにちはかたぱんです。
先日ご紹介をしましたステンレス製のダッチオーブンを初めて使用しました。
以前所有していた鉄製ダッチオーブン時代を含めますと、
フライドチキン、ピザ、スペアリブ煮込み、ローストビーフなどなど、
たくさんの料理を作ってきましたが、ほとんどが初めてトライした料理にもかかわらず、
失敗することなく立派に出来上がりました。友達にも好評でした。
そして、いつからか「ダッチオーブンは失敗しない説」を唱えるようになりました。笑
今回は、丸鷄のローストチキンに初挑戦です。
しかも初めて使用するステンレス製ダッチオーブンで。
さてさて、今回も「ダッチオーブンは失敗しない説」は継続するでしょうか。
買い出し編
丸鷄のローストチキンは、
その名の通り、まるまるの鶏をそのまま焼き上げる料理です。
必要な材料は
・丸鷄
・野菜(今回はジャガイモ、トウモロコシ、ニンニクをチョイスしました。)
・冷凍ピラフ(丸鷄のお腹に詰めます)
・ハーブ塩(普通の塩でもいいのですが、香りを楽しめるハーブ塩にしました。)
です。
材料の中で最も入手に困ったのが丸鷄でした。。
最初はイオンのスーパーに行ったのですが、
販売されていた丸鷄は2kgオーバー。
自分のダッチオーブンは10inchですが、
このサイズのダッチオーブンではせいぜい1.5kgぐらいのサイズでないとオーブンのなかに収まらないようです。
そこから2,3件のスーパーに電話をしましたがどこも置いていない。。
「丸鷄を置いているのはクリスマスシーズンぐらいです。」と。。
そして最後に電話したのが、業務スーパーのアミカ。
「国産の冷蔵の中抜き*丸鷄を置いてますよ。サイズは800gから1.5kgぐらいまであります。」
と待望の回答。
さっそく訪ねて1.2kgのものを購入しました。
*中抜きとは丸鷄の中の内臓を抜いたものです。
自分で処理するのは大変ですので中抜きのものを購入するのがオススメです。
なお、ハーブ塩はこちらを選択しました。
下ごしらえ編
さて、下ごしらえです。
自分はバーベキューの当日に早起きをして、前日夜から解凍しておいた丸鷄を下ごしらえしました。
その前に、まずは野菜の下ごしらえです。
ジャガイモとトウモロコシはざっくり少し大きめに切るだけです。
ニンニクは一房分を皮を剥きます。
そして、丸鷄の下ごしらえ。
まずは、お腹の中に残ってしまっている内臓や血を綺麗に洗い流し、
キッチンペーパーで中と外の水分をきっちり拭き取ります。
その後に、
丸鷄の皮と内側に、ニンニクを塗り込みます。臭み消しです。
そして、ハーブ塩も同じように皮と内側に振り掛けてすり込みます。
ハーブ塩は気持ち多めに塗り込んだ方が良いと思います。
次に、
少し解凍しておいた冷凍ピラフと皮をむいたニンニクを丸鷄のお腹に詰めます。
ちなみに、丸鷄のお腹に詰め物をしてローストする料理は、
正確にはスタッフドチキンと呼ぶようです。豆知識です。
詰め終わったら、詰めたものが漏れてこないよう竹串で塞ぎます。
思ったより皮がしっかりしていて、竹串を刺すのに苦労しました。。
そして、最後に、
オリーブ油を皮全体に塗り込んで終了です。
これは皮をパリッと仕上げるための処理です。
下ごしらえが終わったら、
大きめの袋に丸鷄を詰めて、いざバーベキューするお家へ。
お腹の中の半解凍冷凍ピラフが保冷剤の役割をするだろうと考え、
常温のまま持って行きました。一石二鳥。
いざ、炭火へ編
いよいよ、炭火へ投入です。
まずはダッチオーブンを温めます。
ピッカピカのステンレスダッチオーブンに炭を乗せるのは少し抵抗があります。笑
ダッチオーブンが温まったら、食材を入れます。
まずは底網をひいて、丸鷄を投入します。
そして、丸鷄の周りに、ジャガイモとトウモロコシを入れます。
食材を入れたら蓋をします。
しっかりと蓋が閉まっているか、蒸気が漏れていないか確認します。
なお、炭火の量ですが、
ネットなどの情報を参考に、下火2:上火8の割合で加熱しました。
パリッと仕上げるためには上火が重要です。
ここまで終わったら後は放置です。
約1時間加熱しました。
完成編。
1時間経ちましたら、
蓋を開けて焼け具合を確認します。
丸鷄に竹串を刺すと、肉汁が出てきますが、
この肉汁が透明になったら焼き上がりのサインです。
ここで火から下ろします。
(自分の場合は、1時間で火が通りましたが、炭の量や丸鷄の大きさに夜かと思いますので、時間は都度調整してください。)
出来上がりました「丸鷄のローストチキン」!
少し焦げた部分もありますが、
皮はパリッと、中はふっくら仕上がりました。
野菜もホクホクで、中のチキンエキスが染み込んだピラフも美味しかったです。
「ダッチオーブンは失敗しない説」は継続です。笑。
次回に向けた反省編。
成功はしましたが、しっかりと反省もします。笑
丸鷄はもう少し小さい方が良い。
今回購入した1.2kgの丸鷄ですが、ダッチオーブンには収まりましたが、少し大きかったのでダッチオーブンの側面に丸鷄が触れてしまい、その部分が焦げ付いてしました。
10inchのダッチオーブンですと、
1kgぐらいのサイズにおさえたほうが良いかと思います。
丸鷄から出た出汁と油の活用方法を考えたほうが良い。
丸鷄を取り出した後、ダッチオーブンの底には、
大量の出汁と油がたまっていました。いかにも美味しそうな。
事前に何も調べていなかったので捨ててしまいましたが、
活用方法があったかなぁと後悔しております。
例えば、ソースを作ったり、スープを作ったり、パンにつけたりなど。
食材はできる限り無駄なく活用したいです。
以上「ダッチオーブンでローストチキンに初挑戦しました。「ダッチオーブンは失敗しない説」継続。」でした。
ステンレス製ダッチオーブンは初使用で、しっかりと焼きあがるか不安な部分がありましたが無事成功しました。
このダッチオーブンもこれから愛着持って育てていきたいです。